もっと遡って
トラウマといえば、高校時代にも同じような失敗をしている。
中学以前からの仲の友達と一緒に入った部活で。
その友達は後に中退してしまったけれど、自分は残ったまま。
友達は鬱病らしく、たまに話を聞いてあげてたけど、本当は自分の事で参ってたよ。
部活の人達ほど熱くなれず、何をするにも空回り。
怒鳴られる毎日。
後輩にも馬鹿にされる始末。
後に便所飯という言葉を知るけど、経験あったわ。
昼食休憩をしている自分を見られるのに罪悪感があって、
腹の虫が鳴らない程度の握り飯をかきこんで練習に戻るっていう。
そんな部活が嫌で嫌で学校自体辞めてやろうと思ったけど、なんとか踏みとどまり。
とりあえず高校は卒業している。
商業高校だったから高卒で働く人も多くて、
履歴書の経歴に傷を付けるのも嫌だなとか思っていたけど。
あの頃の自分に言いたい。
全ては無意味だってな!
クラスにも友達はいなかったし、高校時代に良い思い出はない。
そんな数少ない友達のアドレスやらも消してしまった自分は最低だろうか。
予てから消えたいという願望からだろうか。
鬱病だった友達は今は何をしているだろう。
ささやかながら幸せでいることを願うばかり。